どうもモネです。
ボーカロイドってご存じですか?
ヤマハが開発したソフトで、初音ミクをはじめとする専用キャラクターを喋らせたり歌わせたりことが出来る技術です。
人間の声を加工した独特の電子音声は、聴き始めは抵抗がありましたが慣れると中毒性が強いように思います。
出始めはマイナーでしたが、NHKの番組のオープニングに起用されたり、小林幸子さんがカバーしたり、いつもの間にやら市民権を得るまでになりました。
あの国民的歌手・米津玄師も、もとはと言えばボーカロイドの作詞作曲(ボカロPと言います)から売れ始めたのですしね。
モネは中学・高校の頃、沼にはまってました。
ボカロの歌ってみたをうpする歌い手さんで好きな人が居て、その人が歌ってる曲は全部聴いてました。
ところが、大学に入学した頃からその人が動画を上げなくなって、徐々に疎遠になってしまったのですが、
定期的にカラオケで歌いたくなりますよね。ボカロ良い。
・・・そんなボカロに一番はまってた時期に、特に聴きこんでいた曲がこちら。
脳漿炸裂ガール
2013年に公開されミリオンヒットした曲です。
「どうでもいいけどマカロン食べた~い」
2019年なら「どうでもいいけどタピオカ飲みた~い」やな(笑)
頭スカスカな女子を描く歌詞に、中毒性のある曲調、ハイテンポに流れる歌詞に脳みそがとろける感覚。
良いですね、実にボカロ楽曲らしい魅力が詰め込まれた曲だと思います。
・・・この曲のボカロPは、れるりりさんという方なのですが、
私がボカロを聴かなくなった間にミリオンヒットを続出してたみたいで、
その中の一曲が今秋アニメ化するとのことで、見てみました。
厨病激発ボーイ
れるりりワールドがアニメ化されるとかどうなるんだろうという興味。
脳漿炸裂ガールしかよく知らないにわかなので、にわか~な感想になると思いますが、
逆ににわかが見たらだいたいこんな感想に落ち着くんじゃないかな?と思ったり。
事前にどんな世界観を期待するかで感想が変わると思う。
私はれるりりさんなの、OP楽曲だけかなって思った。
にわかファンな私が、れるりり先生のどこが好きだったかというと、
人生を比較的真摯に考えれてなさそーな、もう小どもとはいえない、しかし大人になりきれていない、微妙に中間辺りに属する人間の、
今日だけ気持ちよかったらいいかー的な安易な考えを、中毒性のある曲調に乗せてるところ。
なんですけれども。
このアニメで描かれているのは子どもたちだった。
中途半端な時期に転校してきた女子高校生を、厨二病にどっぷり浸かっている男子高校生達がとりまく話だったんだけどな。
舞台が高校なのはまあええんやけども、男子高校生達も子ども~な感じで、女子高生もたいがいで、
このラインナップだと原曲の「ご馳走様が聞こえない」な展開には絶対ならんね。
予告の映像からそんな感じだったから、ある意味想定内だけど。
自分の中のれるりり先生のイメージが固まってたから、ちょっと残念。
あと原曲の、「おかけになった電話は 電波の届かない場所にあるか 電源が入ってないか 可愛い女の子じゃないと かかりません」
・・・が何でか分からんけど絶妙に好きなんだが、
そういう言葉がでる世界線でもない気がする。
(脳漿でも、男の子に電話がつながらないくだりあるよね)
高校生たちが、厨二病とはいえちゃんと青春を謳歌していて、
ボタン一つで簡単に人を切れちゃう、世間を風刺する雰囲気とは対極の位置に存在する気がするアニメでした。
ある意味厨二病らしさを除けば正統派アニメになっていく予感。?
原曲。
原曲のPVにかなり忠実やから、原曲PV好きな人は「野田が・・・!動いてる・・・!」ってなるから観た方がいいと思う。
私は高嶋智樹派。
なんか色々言ったけど、普通にキャラデザ気に行ってるし今後もみると思う。