大阪府北部に行って参りました
7月1日(日)に、大阪府北部に行って参りました。
6月18日、午前7時58分。
大阪府北部を震源として、Mj6.1、最大震度6弱の大地震が起きました。
死者や重傷者が発生し、住宅は全壊・半壊の世帯も。
ライフラインが途絶え多くの帰宅困難者が発生し、水道・ガスなどは長期に渡り使用できなくなりました。
画面越しに見る事しか出来ませんでしたが、大変傷ましい災害でした。
大学時代の4年間を大阪府高槻市で住んでいたので、
何かできればと思ったのですが、びっくりする位何一つ出来ませんでした。
異常事態に行動を起こせる方々は本当にすごいと思いました。
地震大国、日本の底力。
私が高槻に行ったのは、その大地震の二週間後に当たります。
ただ今大阪府高槻市におります。たった二週間で被災地らしさを感じさせない復活っぷりに驚きました。
— モネ (@mone9526) 2018年6月30日
しかし所々、屋根にビニールシートを掛けた家があったり、温泉の設備が壊れて営業停止していたり、駅の天井が簡易的なもの?だったり、恐ろしい被害の様子が残っています。
大阪北部は、震災前の姿を取り戻しているように見えました。・・・ほとんどは。
もちろん復旧しきっていない部分はあります。
しかし、この復旧の速さは人々の思いやりや行動力があっての事だと痛感しました。
モネの「睡蓮」連作が展示されている美術館「大山崎山荘美術館」に行ってきました。
印象派の巨匠、クロード・モネ。
その代表作とされる睡蓮が観れる美術館が、京都府大山崎町にあります。
大山崎町は先の大地震で震度5強を観測していましたが、被害を感じさせられない非常に整った町でした。
駅近辺しか歩いていないので、郊外の様子は分かりませんが・・・。
大山崎山荘は、取り壊しの危機に瀕したお金持ちの人の別荘を、美術館に変えたという施設になります。
景観がとても美しく、贅沢で居心地がよい所でした。
展示品は、有名な作品が多く質が高いです。
イギリスのデザイナー、ウィリアム・モリスの展示をやっていましたよ。
「役に立たないものや、美しいと思わない物を、家に置いてはならない。」
完璧主義が生み出した精巧なデザインに感嘆。
デザインって難しいですね。
私は絵を描く時に、その画面の中に収める上で最も映える姿を描きたい・且つ画面の外にも空間があるように錯覚させたいと思いながら構成を考えます。
しかし、デザインは、外にもあるかのように、どころか、
可能な限り(その紋章のようなものが)広がってもおかしくない物を作ります。
記号に、意味を持たせると言いますか。
そこが私には難しいと思いました。
今回の目的は、睡蓮。
ここは、常設展示が完璧!睡蓮の連作があるからです。
私は印象派の中では一番に、クロード・モネの絵がスキです。
偶然とはいえHNに利用させてもらってます。好きです。
(最初は「お金貯めたい→money→mone」という所からきたんですけどねw)
さて、睡蓮を久しぶりに目にした訳ですが、なんだか以前よりも尊く感じました。
大山崎まで2、3駅とかやったんが、かなり遠くなったからかなw
呼吸をすると絵の表面を汚してしまう気がして、息を止めて眺めました。
暗い池に浮かぶ光の鮮やかさ。
ごてごてした大胆なタッチの油絵。
上手く言えないのですがモネ氏の生涯が映ったその絵は大変尊く、後世にも観られ続けて欲しいと思いました。
しゃがみこんでサインを眺めました。他のお客様に大変迷惑なので泣く泣く30秒くらいに収めましたが、もっと見てたかったです。
売店で、ミニ色紙を購入
美術館に行くと必ず心動かされた絵の絵ハガキを購入するのですが、今回はミニ色紙。
壁に飾りたくて・・・つい
マット(ではないけれど)が、ピンクと水色が選べました。
すごく迷いました。
どっちがより絵を引き立たせられるかとか、そんなセンスないで。
自分の描いた絵のマット紙が決められなくて店の人に一任するタイプ。
困っていると「直感で!」とレジのお姉さん。
直感で、ピンクを選びました。
そしたら!
「ピンクの方がお似合いかと思います。」と。
一言付けて下さいました!!!
や!ば!い!
自分の曖昧な選択が、突然強固な決意へと変わりましたね。
ピンクをお部屋に飾るんや!!大事にする!!
すごいな、買ったらそれで終わりではなく、
買った後も末永く大事に出来る言葉を掛けてくれた。
レジのお姉さん…ありがとうございました。