ポケモン映画といえば、毎年夏に新作が公開しているイメージですが、
2020年12月「ココ」以降は新作が発表されず。
今年の夏は「25周年ポケモン映画祭」として、ファンが選んだ下記三つの過去作品を放映します。
・七夜の願い星 ジラーチ
・ディアルガvsパルキアvsダークライ
・水の都の護り神 ラティアスとラティオス
どれも納得の名作ですが、個人的にはディアルガvsパルキアvsダークライは特に思い入れが深い作品です。
その理由は、初めて一人で観た映画だから。
2007年夏、当時中学一年生だったモネは、
人生で初めて、「一人で映画」というミッションに挑戦したのです。
そして、映画館の音響を最大に活用した本作品を観て、それまで映画に抱いていたイメージが大きく変わりました。
15年経った今、もう一度観て、感動は少しも褪せていませんでした。
ディアルガvsパルキアvsダークライ を15年ぶりに観た
物語の舞台は「アラモスタウン」
ポケモンコンテストに出場する為にこの街に来たサトシ一行。
しかし町では庭園が荒らされるなど異変が多く発生していた。
犯人として疑われるポケモン・ダークライ。
その後、町の上空で不思議な現象が起き、神と呼ばれるポケモン・ディアルガとパルキアが現れて闘いを始める。
ディアルガ、パルキア、ダークライの三つ巴が織りなすスペクタクル。
その迫力はもちろん、人間とポケモンのドラマが見どころです。
悪役として描かれるダークライの真の想い。
終盤のダークライのセリフには感動必至。
個人的見どころ
音の使い方が上手い作品です
テレビ画面やスマホではなく、映画館で見たほうがいい。
大画面だからというのはもちろん、なにより音響の立体感が映画館以外では中々再現出来ない。
物語に音楽が深く関わってくるのだが
その音楽が、映画館だからこそ重く心に落ちることから、この作品は映画館で見たほうが絶対に良い。
今、ありがたいことに再演していて、これを逃すと次はないかもしれないので是非…!!
そして主題歌がネ申です。
ビー・ウィズ・ユー〜いつもそばに〜
“世界で一番美しい声”と言われるサラ・ブライトマンの曲です。
歌詞に込められた想いと、美しい歌声に魅了されたモネは、中1の少ないお小遣いでCDを買って帰りました。
日本語訳されてますが、原文を味わいたいと思い、あまり得意でない英語を自分なりに咀嚼して聴いていました。
歌のテーマは「永遠の愛」
旅立つ人に、前に進んでください、私はいつもあなたのそばにいますと語りかける曲です。
一緒にはいられないけどずっと君の事を想っているから、心はいつもそばにいるよ、という内容ととりました。
15年前は、人との出会い、別れに対する考え方を整理しかねている時期だったので、このような考え方もあるのかと心に刻み込んで、永遠の愛を探していました。
今は結構擦れているので、永遠の愛なんてあるん?って思っちゃう。
人生経験が少ないからだろうか?
旅立って行かれた方たちには、まあ幸せに長生きしてくれとは思うがそれ以上の想いは無い。
ただ推しに置き換えると妙に納得いく。
接触回数が減っても、心はいつも側にいる。
連載終了の際は、都合良く、逆に作品のほうからそのように言われているという妄想をする。
15年前に感じた事も、今感じる事も、
どちらも同じくらい自分には大切で、それぞれの時にしか感じられない特別な感傷。
15年後は何を想うのだろう。
vsダークライ構文でネタにされる本映画ですが、見る価値高
何か2つのものが対立している時に
「○○vs××vsダークライ」という形で、勝手にダークライが参戦させられるスラングがあり、
時折ネタにされる本映画ですが、是非劇場で観てください!!
ダークライもあなたのことを待っています。知らんけど。