どうもモネです。
課題に感じながら、ずっと適当を貫いてきた「料理」
一度「誰かの正解」を学ぶことによって得られるものがあるのではと思い久しぶりに料理本を購入しました。
とはいえ、いくら美味く出来るとしても、準備が煩雑な物や日々趣向を凝らすタイプのものは困る。今は暇だから出来るが、仕事が始まっても続けられるものじゃないと意味が無い。
そのため、今からご紹介する本はタイトル、書影のシンプルさに惹かれました。
藤井弁当 お弁当はワンパターンでいい!
お弁当はワンパターンでいい。
これぞ念仏のように唱え続けたい言葉である。
ともすれば大きな負担になりかねないお弁当作り、私はワンパターン精神を選びたい。
凝りたい人は凝り倒せばいいのだ。そこには三者三様の生き方が映し出される、お弁当は作る人を映した鏡なのだ。
それでもなお、私は「作り続けられるか」を重視したい。
特別で一回きりの食事ではなく、細く長く続く食事を作りたい。
そのような著者・藤井先生の信念に深く共感し、数ある弁当本の中からこの本を選んだ。
作ったお弁当は、前回紹介したこの曲げわっぱ風弁当箱に入れていこうと思う。
藤井弁当のスゴイ所は、使うのは卵焼き器だけという所。
これにより洗い物を削減する。鍋、フライパン、卵焼き器、朝から三つも洗う事を考えたらめまいがするので、最高の提案である。
そしておかずは3品。主な食材は3つだけ。
シンプルな3ステップを日々繰り返します。
①お湯を沸かして、野菜を茹でる
②お湯を捨て、卵焼きを作る
③肉や魚介で主菜を作る
味付けもキッチンにあるものでシンプルに。
出来る、出来るぞ。。。
こういうのを待ってたんだ。。。
作ってみた
三日間作ってみました。
こうやって出来たものを見ると、ワンパターンといいながら、ワンパターンを感じさせられない。
とてもカラフルで、栄養バランスもなかなかよさそうで、美味しそう。
(14P掲載)鶏肉の塩こしょう焼き、塩ゆでブロッコリー、甘辛卵焼き
シンプルだが、しみじみ美味しいと感じるお弁当でした。
(22P掲載)塩ざけ焼き、いんげんのおかか和え、ごま油香る卵焼き
ふっくらした塩ざけとおかかで和えたいんげんにご飯が進みました。
(20P掲載)ポークチャップ、塩ゆでアスパラ、バター風味の卵焼き
香ばしく焼いた豚肉から、午後以降を頑張るためのパワーを貰えます。
シンプルかつ効率的。働きながらも出来そう。
本にはたくさんのレシピが掲載されており、好きな組み合わせでいくらでも新しいお弁当が作れる。
最初に作った3つが良すぎて、これを繰り返すだけでいいんちゃうかと思えてくるが…。
挑戦したい人は相当広くレパートリーが広げられる良本です。
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