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滋賀県を中心に、関西の地域情報や感じた事を発信する雑記ブログ

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イオン銀行でiDeCoをするなら②2020年11月版

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上の記事の続きです。








~もくじ~
・はじめに
・今回重視したポイント
・リスクについて

はじめに

今回24商品あったので、すべての商品の目論見書をネットで調べて拝見し、思ったことを挙げてみました。

iDeCoは節税効果も大きく、30年程度の長期間で複利で運用する前提の商品なので、よっぽどのことがない限りどの商品も大きく損をすることは考えにくいとも思いますが、例えばすべて同じ国の株式を選んだりなんかして、実際にその国の経済が大きく傾いたら大損してしまうので、投資先と地域についてはリスク分散は意識しつつ組み合わせてみました。


*投資先
・・・国内株式、海外株式、国内債権、海外債権、国内リート、海外リートの6種で分けて考えてみました。

*投資地域
・・・国内のみ、国内外、海外のみ。海外の場合は新興国か先進国か。
今回はより安心感と実績のある先進国を多く取り上げましたが、新興国で応援したい国がある場合はそちらでも良いと思います!





今回重視したポイントその1:コストの安さ

魅力の多いiDeCoですが、資産運用をしようと思うと当然コストがかかります。






コストとして上がるのが各銘柄の信託報酬。

信託報酬とは、手数料のようなもの。

最初に決まった金額が引かれるわけじゃなく、以下の式によって求められる金額が、保有している期間中ひかれていきます。




信託報酬=運用期間中の基準価額×信託報酬率



信託報酬の%が低ければ低いほどコストが低くなる。

前提として、投資は儲かりたいからやるもの。

コストはかかればかかる程マイナスからのスタートだから、できれば低い方がいいですよね。







基本的には、インデックスファンド(機械的に投資先を選ぶ)の方が信託報酬が安く、
アクティブファンド(プロの人間が投資先を選定する)の方が人件費がかかるので信託報酬が高い。


アクティブファンドの方がパフォーマンスが良い傾向にあるが、信託報酬を差し引いたら実質ほぼ変わらないという説があります。








今回重視したポイント2:追いかけやすさ


また、インデックスファンドの方が相場のチェックがしやすいです。


初心者の方は、TOPIXや日経平均株価、NYダウなどに連動する商品がオススメ。

ニュースをつけているだけで勝手に今日の値を教えてくれるから、情報収集が楽です。

今回はTOPIXに連動する銘柄がいくつかあったのでそちらを優先的に取り上げました。







リスクについて

投資性商品は、リターンが期待出来る分、預金と違って必ずリスクがあります。

以下の内容をしっかり理解しておく必要があります。







株価変動リスク・・・株式を購入する場合は必ずついてくるリスクです。

ニュースで流れている日経平均株価やTOPIXのように、情勢によって揺れ動くものです。



ただ今回は一括購入ではなく、積み立てでのご購入になるため、ドル・コスト平均法にあてはまります。

・株価が下がっている局面→大安売り。同じ金額でいっぱい変えているからラッキー。この後株価が上がる局面が来たら資産が増える!

・株価が上がっている局面→資産が増えている!ラッキー!

と考えるようにして、老後までじっと耐えて頂きたいです。



10年に1回くらい、リーマンショックやコロナショック級の不況が来るものですが、人間の欲望は尽きないですよね。

川で洗濯をしなくなったように、もっと良い暮らしを求めて走り続ける限り、経済は成長していくはずだと私は考えるのですが、いかがでしょうか。









為替変動リスク・・・外国の銘柄を買う場合に関わるリスク。

ニュースで1ドル105円とか言ってるあれです。



1ドル105円が1ドル110円になったら、円安。

105円で買えたものが110円出さないと買えなくなるので、対ドルで円の価値が下がっている、アメリカが強くなっているということ。







1ドル105円が1ドル100円になったら、円高。

105円で買えてたものが100円で買えるようになる。

対ドルで円の価値が上がった、日本が強くなったということ。





1ドル100円の時に米国債券を買って、1ドル110円の時に売ったら、儲かります。逆だと損です。(後述の債権価格変動リスクを考慮しなかった場合)

日本の債権を購入したら為替リスクはありません。






じゃあなんでリスクの存在する外国の債権をわざわざ購入するのかというと、金利が全然違うから。

日本の国債は、どんなに頑張っても年率0.01%くらいが相場だったと思います。

比較して、米国債券は0.5%位はあると思います。

(1年半くらい前は3%代だったから、金利下がりすぎててびっくりしました・・・!それでも日本よりましです)






これは日本の国債を100万円買ったら1年後100万100円になっている(ここから所得税がひかれる)のに対し、

米国債券だと1年後100万5,000円の価値になっているということです。(為替リスク、所得税抜きにすると)


この差が10年、20年と続くとなると結構な差になりませんか?




あと、日本がこれから人口が減少して経済が縮小していくのが目に見えているので、日本より体力があったり、今後の成長が期待できる国に投資して資産を分散してみては、という点ももちろん。





これが、為替リスクを背負ってでも外国債券を購入するメリットです。





新興国の債権ですと、カントリーリスクがある分金利はもっと高いです。

ブラジルレアルだと7%。100万円が1年後に107万円になるイメージ。(ここから所得税がひかれる&為替差損・差益有)

新興国債権は安定ではなく、上がったり下がったりが激しいです。

応援したい国ができたらぜひ。

あ、個人的にトルコリラはおすすめしません・・・。是非ググってみてください・・・。









ちなみに、為替リスクは為替ヘッジありのファンドを選ぶ事によって軽減することができます。

為替ヘッジを付けるとヘッジコストというコストがかかるので、運用成果が明らかに目減りします。

私はつけなくて良いのではという考え方です。







債券価格変動リスク・・・債権を持つ場合、満期まで持つと関係がないですが、途中で売却するとなると債権の価格が変動しるリスクのことです。

例えば、年率3%の金利の債権があったとして、そのあとで年率4%の債権が出たら、先に売っていた3%の債権の人気が下がりますよね。

人気が下がっても買ってもらわないと困るので、3%の債権は価格を下げて、買ってもらいやすくする為に対応します。

これにより、金利が上がると債券価格が下がります。

3%の債権を持っていた人は、満期まで待てずに売りに出すとなると債券価格が下がっていて損することがあります。






文字ばっかで読みづらいな・・・。また余裕あったらリライトせねば。


次回は、各銘柄にスポットを当てて見ていこうと思います。

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