すずめの戸締まり

どうもモネです。

11月12日(土)夕刻、高槻アレックスシネマにて、

新海誠監督最新作「すずめの戸締り」を鑑賞しました。

新海ワールド、息をのむ程の美しさは健在だったので

是非多くの方にその目で確かめて頂きたいです！

※本記事には「すずめの戸締まり」「君の名は。」「天気の子」ネタバレを記載しております。

ご鑑賞後にお読み頂く事をおすすめします。

すずめの戸締まり

2016年「君の名は。」の空前のヒットで新海監督を知ったモネ。

以来、本作は好きな映画・不動の一位として鎮座し続けています。

(二位はシン・ゴジラ。2016年は豊作だった)

2019年「天気の子」も良かったのですが、

世界より個を優先する展開に、手離しによいと言えない難しさを感じた。

ああいうのも確かに見たかったので、作品に出会えた事自体には感謝なんだけど、

リピートしたいと思うほどではなかった。

よって「すずめの戸締まり」にどの程度の期待を携えて行けばいいのか、

明確ではない状態で劇場に足を運びました。

結果、「君の名は。」と同じくらい面白い作品でした。

比較するのはナンセンスだと感じながらも、比較してしまう。

「君の名は。」「天気の子」「すずめの戸締まり」には共通点があるから。

自然災害という人の力ではどうしようもない事に対し、

出来る範囲で介入していこうとする主人公たち。

「すずめの戸締まり」は三作品の中でも最も現実に近い世界観でいて、

それは一種の危うさを感じるレベルだった。

宮崎から始まり、愛媛、神戸、東京、宮城と、

すずめが愛らしい椅子と共に、ダイジンを追って冒険する

その過程がとてもワクワクした。

すずめが知らない世界に連れて行ってくれる感覚

こういう作品を求めていたし、現実に対しても求めている。

冒頭に宮崎が舞台だと分かったときは、

「宮崎羨ましい！関西に来てくれ！あわよくば地元兵庫に！！！」と思ったが、

まさか本当に来てくれるとは。。。

新海監督ありがとうございます。。。

グラフィック、音響、ともに映画でないとこの感動は味わえない。

もう一度、IMAXで見たい。

高揚感、謎解き感は「君の名は。」の方が良かったな。

新海演出を初めて見た衝撃もあったんかもだけど。

個人的には「すずめの戸締まり」は史実を基盤にしており、その史実をおおまかにだが理解している身からすると予想の範疇からあまり世界が広がらなかったので、

「君の名は。」の、死角から話が飛び込んでくる感じには唯一無二の感動を感じた。

しかしここまで史実に切り込もうとする制作陣には畏怖の念すら感じる。

相当な覚悟が無いと作れない作品だったと思う。

ありがとうございました。

それにしても東日本大震災から11年、当時4歳の子がすずめまで成長するほどの

年月が経ってしまったんだなあ。

今回の主題歌のボーカルや、声優たちをみると

2000年代生まれ、10代の面々もいて、

新世代が育ち活躍している様子をまざまざと感じたわ

自分たちも成長していかないとですね

来場者特典、新海誠本

全国合計300万人限定の新海誠本をゲットしました！

「すずめの戸締まり」の企画書全文と新海誠のインタビューが掲載されている、超豪華な冊子です。

「君の名は。」「天気の子」の企画書も一部掲載されているので、

欲しい方はお早めに劇場へ。

パンフレット(800円)

制作秘話や詳細設定、美術資料等が掲載されておりファン必携です。

映画館では「君の名は。」「天気の子」含め、グッズがたくさん売り出されており、

この波で稼ぐという強い意志を感じられますｗ

劇場へ訪問された際は、是非グッズ売り場をご覧になってください。

購入してすずめの戸締りを盛り上げていきましょう。

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