どうも自宅警備員と言いつつ外出が多いモネです。
▼前回
重機の資格取った件②事前準備と学科編
前回の記事でもある通り、災害が発生した時に自分達で復興を進めなければならない事を改めて実感した事から、小型重機の資格を取得しました。
事前準備
日本笑顔プロジェクトさんの公式サイトより申し込みをした後、事務局様からメールが届きます。
そこに記載された振込先に振込を行います。
モネは移動等含めた日時の都合上、通常コースの申し込みとなったことから3万円を振り込みました。
先方が振込を確認したら、郵送にて学科のテキスト、小布施町の観光マップ等が届きます。
※学科をeラーニングで行うコースを選択したため
同時期にメールでeラーニングのログイン方法等が届くので、テキストを見ながら受講します。
学科は、全ての講義を受講した後、試験を受け合格すれば完了。
実技は長野のnuovo(ノーボ)で受講します。
実技には、以下の準備物が必要です。
・マスク
・検温記録表
・ヘルメット※貸出有
・手袋
・ワークブーツ、安全靴等※冬場は長靴推奨
・その他天候対策
検温記録表は特にフォーマットをいただかなかったので自己流です。
このように表を作成し、受講前1週間分を記録しました。
学科
動画で副代表の方が丁寧に教えてくださいます。
テキスト見なくても頭に入るくらい分かりやすい話だった。
初めに、車両系建設機械(=重機)の分類と、法令に定められている資格区分について学びました。
この資格を取ると、整地・運搬・積込用機械(ブルドーザー、トラクターショベル等の土や雪を押す建設機械)と、
掘削用機械(パワーショベル、ドラグショベル等)
で、
機体質量(機械から燃料、作動油、潤滑油、冷却水等除く)3トン未満が乗れます。
その後、動力や各装置の基礎知識、メンテナンス、取扱手順、移送方法、事故防止の為の留意事項等を学びました。
正しく使えば、時間と労力が必要な作業が人力とは比べ物にならない速さで完了できます。
しかし使い方を間違えれば事故が起き、場合によっては人の命を奪うので、慎重に使用方法を学びました。
例えば、
重機がだいたいこんな感じ(画:モネ)だったとして、
今回取得する小型重機では、上部旋回体(ピンクの部分)を360度回転させることが出来ます。
※旋回するとブーム、アーム、バケット部分(すくうところ)も付いてきて一緒に旋回します
例えば、上部旋回体を180度旋回したとします。
この時、下部機構(足の部分)は一切動いていないので、
人物が向いている方向が後ろ、背中の方が前のままです。
この状態で、自分の向いている方向に進む場合、直感的に前進の操作をしてしまうと
進みたい方向と逆に進んでしまいます。
これを防ぐためには、常に下部機構の向きを意識した動作が必要で、
自信が無い場合は一度車両を降りて下部機構を目視確認する必要があります。
誤って操作した場合、周囲に人がおらず地盤が安定しておればケアレスミスで済むかもしれませんが、
進行した方向に人がいた場合や、進行した方向が断崖絶壁の場合は怪我ではすまない可能性があります。
少しのミスで取り返しのつかない事が起きるのは他の乗り物も一緒ですが、小型重機は構造自体がミスを誘発しやすいと感じ、非常に高い注意力が必要な乗り物だということに気づきました。
工事現場とかで働いてるおっちゃんすごすぎるよ。。。
今までそういう役割の方もいらっしゃる位にしか思ってきませんでしたが、見る目が変わりました。尊敬しかない。いつもありがとうございます。
また雨が降った後などは地面がぬかるんでおり、晴れの日では崩れなかった地面が崩れる可能性があります。
復興に役立ちたいと思っての受講ですが、本当に自分なんかに務まるのか?と不安に思う瞬間もありました。
特に災害対応は全てがイレギュラー対応なので、実践されてる日本笑顔プロジェクトの皆様は、神か仏かサイボーグか???
自分も、今後自分に出来る範囲を模索してゆかなければと感じました。
次回は実技について記録していきます\(^^)/